(株)マリノス(千葉県銚子市新生町1-20-10、資本金・1,000万円、設立・平成10年4月、代表者・石橋 明氏)は、千葉地方裁判所八日市場支部より破産手続開始の決定を受けた。
当社は、平成10年4月法人組織化の水産物加工業者である。
自社工場にてサバ・イワシ・サンマの加工を手掛ける他、貝類のレトルト加工も行い平成18年12月期では年商15億5,000万円内外を示してきた。
しかし、工場などへの設備投資による借入負担が財務の足枷となり採算面は軟調推移を余儀なくされていた。
このような中、新型コロナウイルス感染拡大で受注は急転し、令和3年12月期では年商7億円内外と半減した。
金融機関へのリスケジュール要請で資金繰りを繋げてきたが、近時の魚価の高騰から遂に受け払い操作に支障を来した。
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