(株)東 屋(山形県米沢市関1537、資本金・1,000万円、設立・昭和58年3月、代表者・宍戸康裕氏)は、山形地方裁判所米沢支部より破産手続開始の決定を受けた。
当社は、昭和58年3月法人組織化の旅館経営会社である。
肩書地の白布温泉内にて「東 屋」の屋号で温泉旅館を長年運営してきた。
江戸時代から続く伝統的な建物を売りにしていたが、平成12年に火災により焼失してしまい翌年に3億円を投じ旅館を再建、平成16年10月期には年商2億円内外をあげてきた。
しかし、東日本大震災による原発事故で東北地方が風評被害受けた影響で客足は減少の一途を辿った。
更には、新型コロナウイルス感染拡大による自粛営業から売上減少に歯止めが効かず、直近の年商は8,000万円内外にまで後退していた。
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