永井コンクリート工業（株）(新潟県柏崎市西山町礼拝457、資本金・7,500万円、設立・昭和38年2月、代表者・永井義行氏)は、新潟地方裁判所より破産手続開始の決定を受けた。
当社は昭和6年創業、昭和38年2月法人化のコンクリート製品製造業者である。
土木資材であるボックスカルバートやハンドホール・人孔桝などのコンクリート二次製品を製造してきた。
汎用的な規格品の他、特注品にも柔軟に対応し長い業歴を背景に新潟県内での市場占有率は高く、平成21年3月期では年商23億円内外を計上していた。
しかし、近年では公共工事縮小の流れの中で販売量はジリ貧を余儀なくされ、直近の年商は17億円台にまで後退しスポンサー企業を募りながら経営再建策を模索していた。
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