(株)平石屋吉田商店(栃木県宇都宮市平松本町772-3、資本金・4,000万円、設立・昭和35年9月、代表者・吉田明夫氏)は、事業を停止し事後処理を弁護士へ一任し破産申請の準備に入った。
当社は明治40年創業、昭和35年9月法人組織化の老舗米麦販売業者である。
肩書地に於いて自社精米工場を擁し、スーパーマーケットやドラッグストアなどへ白米を販売してきた。
また、食の多様化が進む中で缶詰やインスタント食品、切り餅などの食料品の取り扱いも開始し平成16年8月期では、年商40億9,000万円内外をあげ地元地域では大手と目されてきた。
しかし、平成20年台に入ると後発事業者が多く参入してきたことで競合が高まり販売量は鈍化した。
近年では年商規模も6億円台にまで後退し、資金繰りの厳しさを露呈していた。
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