(株)藤田丸鋸工業(兵庫県三木市別所町高木592-2、資本金・300万円、設立・平成7年5月、代表者・藤田隆英氏)は、事後処理を弁護士へ一任し破産申請の準備に入った。
当社は昭和46年創業、平成7年5月法人組織化の丸鋸製造業者である。
「四ツ目」のブランド名にて木工や鉄工、石膏ボードや板金用の丸鋸製造を基軸に事業を展開してきた。
また氷鋸や包丁などの刃物も製造する他、同業者からの依頼で焼き入れやレーザー加工も請け負い平成18年4月期では年商2億7,000万円内外を計上してきた。
しかし、近年では得意先でもある製造業の海外移転もあり受注は低調を余儀なくされ、赤字の散発で債務超過に転落していた。
金融債務のリスケジュールを行いながら事業再建を模索していたが、資材の高騰で遂に行き詰まった。
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