(有)田中製材工業(長野県東御市下之城753、資本金・500万円、設立・平成1年10月、代表者・田中俊章氏)は、事業を停止し事後処理を弁護士へ一任、行き詰まり状態に陥った。
当社は昭和23年創業、平成1年10月設立の建築工事及び製材業者である。
無垢材を用いた伝統的な工法による木造住宅の新築工事を手掛ける他、製材も行い令和2年9月期では年商1億円内外を示してきた。
しかし、得意分野でもある伝統工法は工期が長期化する傾向にあり、コスト面では難渋していた。
また、新型コロナウイルス感染拡大による資材調達の遅れから諸経費は更に増してしまい、直近の年商は8,000万円台にまで後退し有利子負債が財務を圧迫していた。
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