(株)キムラプラスチックス(大阪府大東市平野屋2-8-18、資本金・1,000万円、設立・昭和44年5月、代表者・木村克己氏)と、関連会社の㈲モールドプラス(同 所、資本金・300万円、設立・平成17年2月、同代表者)は、大阪地方裁判所より破産手続開始決定を受けた。
当社は、昭和44年5月設立のプラスチック部品製造業者である。
自動車に搭載されるイグニッションコイル部品や工業用精密プラスチック部品の射出成型を長年手掛けてきた。
24時間機械を稼働させることで高い生産を具備し、自動車や電子部品メーカーからの受注を得て平成24年1月期では年商6億5,000万円内外を示してきた。
しかし、以降は得意先の生産拠点の海外移転化が加速し、それに伴い同業との競合が高まり収支共に悪化を余儀なくされた。
近年では年商3億円台と半減し、設備に投じた借入負担が重荷となっていた。
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