昭和住宅資材(株)(富山県富山市本郷2453、資本金・1,000万円、設立・昭和47年5月、代表者・坂井 渉氏)は、事業を停止し事後処理を弁護士へ一任、破産申請の準備に入った。
当社は昭和10年創業、昭和47年5月法人組織化で、90年近い業歴を刻む老舗木材加工販売業者である。
創業から長く木材のプレカット事業を展開してきたが、建材や建具・住宅資材と加工から販売事業まで取り扱いを拡大してきた。
また、従前より自社工場にて大型木材などの特殊加工ができることを強味に、住宅メーカーや地元工務店との取引を強め平成21年3月期では年商3億円強をあげてきた。
しかし、近年では大手同業との競合の高まりや資材高騰の影響から収支共に悪化し、プレカット機材への投資負担が財務の足枷となっていた。
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