(株)唐沢化学研究所(神奈川県川崎市幸区南加瀬4-37-16、資本金・2,000万円、設立・昭和35年11月、代表者・唐沢富士代氏)は、東京地方裁判所より破産手続開始の決定を受けた。
当社は昭和30年創業、昭和35年11月法人組織化の化学製品卸売業者である。
自動車部品や精密機械、電子部品などの製造で使用される臭素系洗浄用溶剤の販売を主に手掛けてきた。
また、自社開発の蒸留再生技術を活用して廃液の再生加工も行い、平成20年2月期では年商2億円内外を示してきた。
しかし、長期的な製造不況から年々受注量は落ち込み、年商規模も1億円を割り込んでいたところ、新型コロナウイルス感染拡大で更に販売は鈍化し、遂に経営維持が不能となった。
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