ビーエス・ライン(株)(東京都葛飾区奥戸2-4-14、資本金・1,000万円、設立・昭和55年8月、代表者・鳩山佳子氏)は、東京地方裁判所より破産手続開始の決定を受けた。
当社は、昭和55年8月設立のシャッター製造業者で、ビルのテナントや駅・商業施設などのシャッター類の企画から設計・製造まで請負ってきた。
内装工事業者からゼネコンまで幅広い受注先を具備し、自社工場にて一貫生産体制を敷き平成30年3月期では年商2億円内外をあげてきた。
しかし、以降は同業他社との競合で差別化が図れず、受注案件も小口のものが増えていた。
また、新型コロナウイルス感染拡大による工期の延長や案件の先送りで業況は悪化し、直近の年商は7,000万円を割り込んでいた。
年商を大きく上回る借入負担から債務超過の財務が続き遂に事業継続が不能となった。
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