宮家興産（株）(兵庫県神戸市兵庫区今出在家町1－8－6、資本金・1,000万円、設立・昭和32年2月、代表者・松岡清次氏他1名)は、神戸地方裁判所より破産手続開始の決定を受けた。
当社は大正15年創業、昭和32年2月法人組織化の老舗鋳造品製造業者である。火力や原子力発電所で使用される発電設備用タービンの製造を手掛けてきた。
また、三菱重工業神戸造船所の下請けにて造船用部品の成型・熱処理・溶接補修なども行い、タービン関連受注が重なった平成29年3月期では年商8億5,000万円内外をあげてきた。
しかし、受注の大半が大手製造業に依存してきたことで景気動向に業況が左右され、受注変動幅に対する借入が財務の足枷となってきた。
更には、加工の請負いから作業員派遣へと契約が変更となると年商4億円台にまで後退していた。
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