(有)越中屋(長野県佐久市根岸3835-1、登記上・佐久市御馬寄34-1、資本金・400万円、設立・昭和27年9月、代表者・角地愼一氏)は、長野地方裁判所佐久支部より破産手続開始の決定を受けた。
当社は昭和22年創業、昭和27年9月法人組織化のスーパー経営会社である。
「越中屋魚しん」の店名にて佐久市内に於いて2店舗体制で生鮮魚介を主体に青果・精肉日用雑貨を販売してきた。
また、催事や会合向けに仕出し料理の製造販売も手掛け平成25年8月期では年商4億円内外を計上していた。
しかし、近年では品揃えや価格面で勝る大手同業者が近隣地域へ進出してきたことで競合が高まり、経営環境は悪化の一途を辿ってきた。
更には、新型コロナウイルス感染拡大による自粛ムードから仕出し部門が受注を喪失し、直近の年商は2億2,000万円内外に止まり先行き見通しが立たなくなった。
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