山田合金加工(株)(愛知県名古屋市中川区東起町1-7-2、資本金・9,000万円、設立・昭和46年6月、代表清算人・鈴木 学氏)は、名古屋地方裁判所より特別清算開始の命令を受けた。
当社は昭和46年6月設立の配管部品製造業者で、 ガス管用の継手や圧力センサーの製造をメインにして、自動車向けのコンプレッサーバルブの製造も行ってきた。
ガス器具メーカーや自動車部品メーカーなど優良な取引先を構築し、更には海外企業にも販路を持ち平成28年6月期では年商85億2,000万円内外を示してきた。
しかし、売上を伸ばす一方で従前からの投資負担や過去の過大な損失計上から収益性は脆弱な状態が続いていた。
コロナ禍での受注環境の悪化、ゼロコロナ政策を進める中国との取引喪失で年商規模は40億円を割り込み、自力での経営維持が困難となった。
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