（株）酉抜商店(宮城県石巻市大宮町6－38、資本金・3,000万円、設立・平成1年4月、代表者・酉抜登喜夫氏)は、仙台地方裁判所へ破産を申請した。
当社は昭和22年創業、平成1年4月法人組織化の水産物加工販売業者である。
アブラガレイやタラなどのフィーレ加工を主に手掛けてきた。
また、仙台市内に｢伊達海鮮 仙台花京院店｣の店名にて自社直営の販売店を設け、サバやサンマの一夜干しやみりん干の販売も行い平成21年3月期では年商11億円内外をあげてきた。
しかし、平成23年に発生した東日本大震災により本社工場及び直営店が全壊し、経営環境は急転してしまった。
以後、再建を図りながら営業を続けてきたものの中国での魚需要の高まりから仕入れ価格が高騰し、収支共に悪化すると先行き見通しが立たなくなった。
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