(株)茶加藤(神奈川県伊勢原市伊勢原2-9-33、資本金・1,000万円、設立・昭和23年6月、特別代理人・那須川忠駿氏)は、横浜地方裁判所小田原支部より破産手続開始の決定を受けた。
当社の創業は享保13年とされ290年以上の業歴を持つ、老舗茶販売業者である。
「茶加藤」の店名にて、伊勢原市や秦野市・平塚市に店舗を構え、緑茶や煎茶の店頭販売を主体に、ギフト用の通信販売も手掛け平成14年1月期では年商8億円内外を示してきた。
しかし、近年では長期的な市況の低迷に加え、お中元・お歳暮などの贈答用品目の需要も落ち込み、販売量は悪化の一途を辿っていた。
この間、不採算店舗の閉鎖や固定費の圧縮で経営の立直しを図ってきたが、直近の年商は1億円内外にまで後退、更には本年2月に代表者が逝去すると事業継続が不能となった。
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