常盤興業(株)(香川県高松市常盤町1-9-1、資本金・4,000万円、設立・昭和43年7月、代表者・溝渕宏治氏)は、このほど高松地方裁判所より破産手続開始の決定を受けた。
当社は昭和3年創業、昭和43年7月法人組織化のパチンコ店経営会社である。
高松市内で「トキワホール」の店名にてパチンコ店3店舗を運営する他、飲食店や映画館の運営、更には高松常盤町商店街にて不動産賃貸業も行い盛時期では年商100億円を超える規模にあった。
しかし、郊外に大型ショッピングモールが建設されると商店街の集客は沈下し、それに同調するように飲食店や映画館はジリ貧化にあった。
また、本業であるパチンコに於いても法規制や消費不況下での遊技人口の減少から売上減少に歯止めが掛からず、過去の設備投資負担から債務超過の財務に転落していた。
|