タストン・リサイクル（株）(東京都世田谷区経堂4－17－20、資本金・7,000万円、設立・昭和43年12月、代表者・立石 巌氏)は、東京地方裁判所より破産手続開始の決定を受けた。
当社は、昭和43年12月に立石建設㈱の建材販売部門を分社化し設立された砕石製造業者である。
設立当初は、グループ企業内で採掘した砂利や砂などの建設骨材を卸売りしていたが、自社で再生砕石プラントを導入し、製造販売へとシフトした。
ゼネコンや舗装工事業者との繋がりを強め、東京オリンピックなどの特需にも恵まれ再生砕石の販売が伸びた平成29年8月期では年商11億円内外を示してきた。
しかし、以降は需要の一巡による販売量の鈍化で年商規模も8億円台に後退し、また東京都労働局より労働安全衛生法違反で送検されたことで信用低下を招いていた。
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