大阪技研(株)(大阪府松原市大堀3-11-12、資本金・1,000万円、設立・昭和39年2月、代表者・大出竜三氏)は、事後処理を弁護士に一任し破産申請の準備に入った。
当社は、昭和39年2月設立の鋳造機製造販売業者である。
アルミホイールやエンジン部品など自動車や自動二輪車用鋳造部品を製造する鋳造機の企画から製造・保守まで一貫して手掛けてきた。
有力な得意先との繋がりを持ち、大口案件の重なった平成20年12月期では年商7億8,000万円内外を計上していた。
しかし、近年では自動車のEVシフトが加速したことで受注量は減少し、令和1年12月期では年商3億円台にまで後退していた。
このような中、昨年新型コロナウイルス感染拡大による自動車販売台数の落ち込みから受注は更に減少し遂に経営維持が困難となった。
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