(株)アートフロンティア(東京都渋谷区神宮前2-3-18、資本金・1,000万円、設立・平成18年8月、代表者・栗本 工氏)は、事後処理を弁護士に一任し破産申請の準備に入った。
当社は、平成18年8月法人化のガラス工事業者である。
ホテルや公共施設など大型建築物件のガラス工事を基軸として、装飾ガラスに強味を持っていたことからテーマパークや空港施設などの案件も手掛けてきた。
また、木工家具や工芸品などの設置工事も請負い令和1年12月期では年商5億円規模にあった。
以降も大型案件の受注もあり無難に移行すると思われていたが、新型コロナウイルス感染拡大による工事の中断で経営環境は急転した。
このような中にありながら支援制度を活用し、資金繰りを繋げてきたが人件費などの固定費が財務を圧迫し、遂に先行きの見通しが立たなくなった。
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