エアアジア・ジャパン（株）(愛知県常滑市セントレア1－1、資本金・83億6,542万2,940円、設立・平成26年3月、代表者・会田 純氏)は、このほど東京地方裁判所へ破産を申請した。
当社は、平成26年3月にマレーシアに拠点を置き東南アジアを中心に航路を拡張してきた、エアアジア・インベストメント・リミテッドの子会社として日本での格安航空事業を目的に設立された。
中部国際空港を本拠地にして新千歳空港や仙台国際空港に就航する他、平成31年には台湾桃園国際空港へも就航し事業を拡張してきた。
しかし、相次いで立ち上がる格安航空会社との競合が高まり収益性が悪化していた上に、今年に入り新型コロナウイルス感染症による運休を余儀なくされ経営環境は急転した。
近時では運航再開を果たすが、利用客の回復には至らず遂に今般事業継続を断念した。
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