（株）パワーヒロセ(広島県広島市中区広瀬町8－27、資本金・1,000万円、設立・昭和43年4月、代表者・蛇蝮陽平氏)は、広島地方裁判所より破産手続開始の決定を受けた。
当社は昭和28年創業、昭和43年4月法人組織化の紙器製造業者で、駅弁用の紙容器を基軸にして、チキンやフライドポテトなどのスナック用や菓子類の容器を製造してきた。
また、フィルムやプラスチック容器の仕入販売も手掛け平成13年3月期では年商5億1,000万円内外を計上していた。
しかし、以降の業績は同業との競合や原材料価格の高騰で収支共に悪化し、平成27年3月期では年商4億円を割り込み赤字決算に転落していた。
この間、工場の再編で生産効率を高めてきたが、今年に入り新型コロナウイルス感染症により主力の駅弁需要が落ち込んだことで、事業継続が不能となった。
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