(株)晃月人形(群馬県高崎市栄町15-20、資本金・7,000万円、設立・昭和47年10月、代表者・渡邊 忍氏)は、事後処理を弁護士に一任し破産申請の準備に入った。
当社は昭和21年創業、昭和47年10月法人組織化の人形販売業者である。
ひな人形・五月人形を中心に鯉のぼりや鎧兜も取り扱い、店頭での小売の他にもインターネット通販も手掛け平成17年6月期では年商4億1,000万円内外をあげてきた。
しかし、近年では少子高齢化や節句意識の低下で人形の販売量は減少傾向を辿っていた上に、従前の設備投資による借入負担から、資金繰りは悪化していた。
このような中、今年に入り新型コロナウイルス感染症により店頭での販売量が激減し、年商も1億円内外にまで落ち込むと、年商を遥かに上回る借入負担から繰り回しが限界となった。
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