日本ビニル工業(株)(埼玉県久喜市桜田5-2-1、登記上・さいたま市浦和区北浦和5-3-20、資本金・4,991万2,500円、設立・昭和22年2月、代表者・壽原英樹氏)は、さいたま地方裁判所より破産手続開始決定を受けた。
当社は、昭和22年2月設立のビニール製品製造業者である。
家具や履物類・袋物などに使用されるビニール製品の製造を主業としてきた。
また、住宅の壁紙や文具類に使用されるビニールペーパーも取り扱い、建材商社に販路を構築し平成18年12月期では年商26億円内外を示してきた。
しかし、以降の経営環境は原材料の高騰と取引先からの値下げ要請もあり収支共に悪化していた。
近時では年商20億円内外にまで後退し、大幅な赤字を計上すると、金融機関が貸付債権を譲渡したことで信用不安が流れていた。
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