カ一加藤水産（株）(北海道札幌市中央区北9条西20－1－18、資本金・3,000万円、設立・昭和43年2月、代表者・加藤洋二氏)と、関連会社の㈲マルカ鈴木商店(同 所、資本金・300万円、設立・平成元年5月、同代表者)の、2社に対し札幌地方裁判所より破産手続開始の決定が出る。
当社は昭和31年創業、昭和43年2月法人組織化の水産物卸売業者である。
カニやイクラの他、鮭切り身・タラコなどの水産加工品を取り扱い、飲食店や旅館へ納入し平成12年3月期では年商15億円内外を示してきた。
しかし、以降の経営環境は食の多様化による魚離れや水産資源減少による仕入単価の高騰で収支共に悪化し近時の年商は5億円内外にまで後退していた。
このような中、今般の新型コロナウイルス感染症による販売先の営業自粛から販売は麻痺状態となり事業継続が不能となった。
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