立山電機(株)(富山県高岡市野村1688、資本金・5,000万円、設立・昭和38年8月、代表者・森 弘子氏)は、富山地方裁判所より破産手続開始の決定を受けた。
当社は昭和12年創業、昭和38年8月法人組織化の産業用電気機器卸売業者である。
照明機器やセキュリティー機器などを中心にして、電線・電設資材なども取り扱い、富山県内の電気工事業者との取引を構築してきた。
従前より小口取引にも対応し、即日納品が出来る柔軟な営業体制を敷いたことで受注を伸ばし、平成19年4月期では年商9億2,000万円内外をあげてきた。
しかし、リーマンショック以降は同業との競合が高まっていた上に、原材料高騰により仕入れ価格の上昇で収支共に悪化していた。
近時では年商6億円内外にまで後退すると、投資負担や不良在庫などで財務は逼迫していた。
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