(株)大島商店(石川県金沢市高畠3-94、資本金・2,400万円、設立・昭和43年2月、代表者・大嶋克巳氏)は、このほど事後処理を弁護士に一任し、破産申請の準備に入った。
当社は昭和30年創業、前記年月法人組織化の地元でも老舗に属する化粧合板製販業者である。
家具や内装材に使用されるポリエステル合板の製造を主体にして、高い技術力を背景に事業を展開してきた。
小ロットにも柔軟に対応し、自社工場での生産にて短納期を強みにして北陸3県を筆頭に広く販売し平成8年1月期では年商3億7,000万円内外をあげてきた。
しかし、以降は住宅市況の落ち込みや家具業界の低迷から経営環境は悪化し、近時の年商は1億5,000万円を割り込み役員借入などで資金を繋げてきたが、それも限界に達した。
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