(有)パツケージング・タナカ(神奈川県茅ヶ崎市矢畑419-22、資本金・500万円、設立・平成3年1月、代表者・田中献子氏)は、事後処理を弁護士に一任し破産申請の準備に入った。
当社は、平成3年1月設立の段ボール箱製造業者である。
自動車や建築用空調機器向けの段ボールケース製造を主体業務として、ユーザーのニーズに合わせて特殊品などにも柔軟に対応し平成27年12月期では年商1億8,000万円内外を示してきた。
しかし、小ロット受注に対応してきたことで生産効率の悪さは常態化し、過去の設備投資負担もあり債務超過の疲弊した財務が続いていた。
また、近時では中国市況の停滞で受注量は減少していた上に、関連会社の破綻で連鎖的に行き詰まった。
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