（株）加藤器械店(愛知県名古屋市東区主税町4－57、資本金・1,000万円、設立・昭和27年2月、代表者・加藤博巳氏)は、事後処理を弁護士に一任し特別清算を申立てる準備に入った。
当社は大正2年創業、昭和27年2月法人組織化の医療用品卸売業者である。
手術に使用される人工関節・人口骨、医療用消耗品の販売を主に手掛け、手術ごとに一括で納品できる体制を強味にしてきた。
また、整形外科用医療器械のレンタルも行い、平成22年1月期では年商27億3,000万円内外を示し相応な知名度にあった。
しかし、近年では同業他社との競合により収益力が悪化していた上に、相次ぎ社員が退職したことで営業力が急速に落ち平成31年1月期では年商16億4,000万円内外に後退、大幅な赤字決算に転落していた。
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